マッサンのあらすじを綴る朝ドラブログ

マッサン第99回のあらすじ~政春、株主に呼び出される

第17週『負うた子に教えられる-第99回-』あらすじ(ネタバレ)


その日の夜、寝室でエリーは寝る前のエマに注意を促した。
「エマ…どんな理由があっても人にケガさせるのは駄目。タケシ、悪い。だけどエマも悪い。そうでしょ?」
「タケシの方が悪い。お母さんの事、バカにしたから…日本語がちゃんと使えないって、お母さんのマネして。だから腹が立って…(泣)」
エリーは涙を浮かべるエマの額にキスをした。
「大丈夫。エマ…ありがとう…ありがとう。だけど怪我させるのは駄目」
「…うん」
「グッド・ガール。ごめんね、お母さんのせいで」
「お母さんは何も悪くないよ」
「ありがとう」
「もう大丈夫。心配しないで」
「ハッハハ(笑)…はい。眠いでしょ?…アイ・ラブ・ユー」
エリーはエマの額と鼻にキスをして、布団をかけ、部屋をあとにした。

― 翌朝、エマは元気に学校へ登校した。
「おお、エマお嬢さん。グッドモーニングでがんす(笑)」
「グッモーニンでがんす!」
エマは俊夫に挨拶をして走り去るとハナが釘を刺した。
「敏夫さん!そもそも敏夫さんが変な事を言い出すから変な事になってんだよ」
「なんの話じゃ?」
「もういい。知らね」

― 学校に到着するとタケシが来ていない事にエマは気付く。
すると、よしえがタケシが休みであることを伝えてくる。
「エマに意地悪したからバチ当たって風邪でもひいたかね」

― バーバ中島では店主の中島三郎と熊虎が将棋をさしていた。
「タケシ君て、ジャガイモ農家の杉本さん?」
三郎の妻・チエが熊虎に尋ねる。
「おお。そういやジャガイモ持って来たな」
「奥さん早くに亡くして大変なんだよね~収穫の時期にはさ、子どもに学校休ませて手伝わせてるんだって」
「じゃあ、あの子も畑仕事手伝ってんのか?」
「男手一つで子ども育てて畑やって、そら大変だ。ほい!王手飛車とり(笑)」
チエと熊虎の話を人事のように聞いていた三郎は駒を置いた。

「誰かさんにも見習ってもらいたいもんだね~家に帰ったら箸より重い物持った事ないだろ?」
「昼間はちゃんと立って働いている!」
「それは私も同じだ!」
チエと三郎が言い争いをはじめると、よしえが帰宅する。
「ただいま。…またけんかしてたの?表まで聞こえているよ!父兄参観の宿題、家族の作文書くんだけど、お父ちゃんとお母ちゃん毎日けんかだって書いていい?」
「駄目!!!」
「揃った!息がピッタリだ。よっちゃん、父兄参観の作文頑張ってな!」
熊虎はそういうと店を出て行った。

― 大阪の野々村家に呼び出された正春に大株主・渡が苦言をていしていた。
「会社の名前を北海道果汁にしたんは、まずはこのリンゴジュースを売り出すためや。このままやったら、ウイスキー造り出す前に会社つぶれてしまいまっせ。まずは値段が高いわな。ラムネが6銭。サイダーが20銭。このリンゴジュースが一本30銭では庶民は買いまへん」
「うちの林檎ジュースは混ぜもんなしの果汁100%。1本当たり5個の林檎を使うとります。関東や大阪の出荷も考えとりますんで輸送費用を入れても、これ以上値段を下げる訳には…」
事情を説明する政春に渡は宣伝について言及する。
「あんたも鴨居商店におったんや。宣伝が肝心やっちゅうのはよう分かってまっしゃろ?あんたな、鴨居の大将とこにおって何を勉強してきたんや? そもそもなジュースという、名前があかん。まあ、外国人の奥さんもろてるあんたはともかくな、日本人にはジュースという言葉は、まだまだなじみが薄い。リンゴ汁でええん違うんかいな?」
「誰にでも分かりやすい商品名にして一から出直しましょう」←野々村
「分かりました」
「このままやったら、一生ウイスキーは造れまへんな。最初から言いましたがな。わてはウイスキーに投資したやない。林檎汁に投資したんや。ウイスキーなんか一つも信じてへん。ウイスキー造りたかったら、林檎で儲けてウイスキー造りなはれ。それまでは、ウイスキー造る事を一切許さん!分かったな!」
渡はそういうとさっさと帰ってしまう。
入れ違いに部屋に入ってきた野々村の妻・由紀子は正春に声をかける。
「うちは亀山さんの造るリンゴジュース、ほんまに美味しいと思って毎日飲んでいるんですよ。(笑)」
「ありがとうございます」

― 政春は“こひのぼり”で佐渡製作所の銅製品の職人佐渡と酒を飲んでいた。
「ポッドスチルの製造を日延べして欲しい?」
「はい。ちいと予定がくるうたいいますか…」
「かぁー!材料全部仕入れてもうたがな!」
「近いうちに必ず!リンゴジュースが美味い事いきやすぐ連絡しますけん!」
「頼むで!わしはな、北海道へ行くの楽しみにしてんのやから!はよ呼んでや!」
二人の会話を後ろできいていたキャサリンと春が飛んできた。
「ちょっとちょっと!どういう事!?」

エリーとエマのことを心配するキャサリンは正春に大阪に帰ってくることをすすめる。
「もう三人で大坂帰って来た方がええんちゃうん?」
「そがな事できる訳なぁでしょうが」
「エマはどうしてる?新しい学校でいじめられてへんか?」
「大丈夫じゃ…と思います」
「なんじゃ、そのお前!入れ歯に物が挟まったような!」←春
「奥歯!」←秋
すると、そのやりとりをみていた佐渡が豪快に笑った。
「はははは!マッサン、ほんま幸せ者やな。みんなこんなして心配してもろて(笑)」

一方、北海道ではハナがエマに真実を告げる時期がきたかもしれないと言い出していた。
しかし、一馬は時期が早いと反対する。
「まだ理解できないよ。中学生か、せめて高学年になってからでなきゃ」
「エマは賢いからちゃんと分かってくれる」
「傷つけるって分かってる事、そんなに急いで教えなくても…」
「ずっと嘘つかれてたと思う方がよっぽど傷つくべ」
「誰も嘘つこうって言ってる訳じゃ…」
「本当の事を隠すって事はウソをつき続けるっていう事になるでねえか!」
ハナと一馬の口論に1人で将棋を指していた熊虎が割ってはいる。
「…本当の事って何だ?本当もクソもねえ。親子は親子だ。今更そんな事説明してどうすんだ?世の中には親のいねえ子もたくさんいる。んだけどエマには父親もいる母親もいる。子供は親に育ててもらって感謝する。親は子供にしっかり飯食わせて愛情を持って育ててやる。エマがエリーの子である事は何の変わりもねえ。親子は親子だ!そうだべ?」
熊虎たちの会話をきいて、エリーは目に涙を浮かべた。
「みんな心配してくれてどうもありがとう。マッサン帰ってきたらよく話し合ってみます」

― 次の日、エマの部屋を掃除するエリーは壁の絵が目に入る
>養女である事を隠し続けるとエマをもっと傷つけてしまうのでは。
>打ち明けるべきかエリーは悩んでいました。

『マッサン』第99回の感想とレビュー

ドラマで明らかにキャラと合ってない役者さんがでると冷めることがあるんですが、マッサンはそういう人がいないと思います。本当にみんな上手で、つい引き込まれる感じがします。
冒頭のエマとエリーの会話を見て、改めてそう思いました。そういえば花子とアンでも似たような“養女と告げるべきか”的なシーンがありましたが、演技以前に“妹夫婦たっての希望で養女に…”というあらすじが強引だったから、結構どうでもよかった(笑)