花子とアンあらすじブログ

『花子とアン』あらすじ第107回

>かよを捜しに行った英治が、大森のうちに戻ったのは震災から3日後の事でした。
「かよ…心配しただよ。…郁弥さんは?」(゚∀゚;)
「お姉やん…郁弥さん、“結婚して下さい”って言ってくれたさ…」(・д・)
「そう…。よかったね」(・∀・;)
「オラ…うれしかった…郁弥さん、オラの事女神だって言ってくれた…ほれなのに…オラ、恥ずかしくって、店飛び出しちまったさ…」(・д・)
呆然としながら喋り続ける妹が気になり、花子はとりあえず家の中に入れようとする。
「2人とも…とにかく中に入って!疲れたでしょ?」(・∀・;)
「オラ…何で“はい”って素直に言えなんだずら…」(・д・)

帰ってた英治を見て、平祐は安堵する。
「おお…よかった!。無事だったか!」щ(゚∀゚щ)
「…父さん、郁弥が…火災に巻き込まれて…郁弥は逃げきれませんでした…」(´・ω・)
「な、何かの間違いだろう?…ひ…人違いじゃないのか?」(-公-;)
英治が首を横に振る姿を見て、平祐と花子は言葉を失った。

英治は郁弥たちを探しに銀座に行った話を平祐と花子に話した。
「火災がようやくおさまったって聞いて銀座に向かったんだ。銀座の町は見る影もなく、辺り一面すっかり燃えてしまっていた。かよさんと君が住んでいた長屋も跡形もなかった。郁弥とかよさん、どこかに避難してるんじゃないかと思って避難所を一つずつ回っていったんだ。新橋、京橋、日本橋辺りまで捜しに捜して、ようやく築地のお寺でかよさんを見つけたんだ」
「お寺で?」
「そのお寺で…郁弥が埋葬されるのを見届けてくれたようだ」
平祐は英治の話を聞いてたが、我慢できずに立ち上がった。
「郁弥は本当に逃げ遅れたのか?もう一度捜しに行く!今度は私も行く!…そうだ!会社の連中にも手伝ってもらおう。郁弥がいないと困るだろう?これから村岡印刷立て直すのに…」(;゚;∀;゚;;)
その時、現実を受け止めようとできない父親に英治は大きな声を出した。
「父さん!郁弥はもういないんです!」(≧Д≦)
そして英治は郁弥がいた銀座についての話をした。
「…あの一帯にいた人達は皆助からなかったそうです…。店の近くでかよさんは見つけたそうです。郁弥の時計を…」

>甲府では花子達の安否が一切分からぬ状態で、皆が不安に暮れておりました。
ふじや吉平、リン、朝市が徳丸甚之介の屋敷に呼ばれていた。
「徳丸さん!東京はどんな状況でえ?大地震から3日たっても新聞も届かんし、電報も打てんから子供達の無事も分からん!」ヽ(`Д´)ノ
「何でもいいから教えてくりょう!東京は…大森は、どんな様子ずらか!?」щ(゚Д゚;щ)
興奮する朝市やふじ達は甚之介に詰め寄った。
「まあ、落ち着けし!その…大森ってとこの状況は分からんけんど銀座や東京の東の方は建物が倒れたあと、ひでえ火事が起こって辺り一面焼け野原だとう」(-ω-;)
「村岡さんの会社、銀座にあるじゃなかったけ?」(;´Д`A
「かよの長屋も、カフェーも銀座じゃん!」(;゚;Д;゚;;)
「東京で地震に遭って逃げて来たうちの衆がほう言ってるから残念だけんど恐らくほうずら」
甚之介の情報に呆然となるふじをリンが慌てて励ます。
「大丈夫だよ!“便りがねえのはいい知らせ”っていうじゃんけ!」(゚∀゚; ≡ ;゚∀゚)
甚之介は東京の得意先に物資を届けることを伝えると吉平達は自分達も行きたいと言い出す。「徳丸さん…オラ達も行かしてくりょう!子供たちの無事を確かめてえだ!」(≧Д≦)
「徳丸さん!オラも連れてってくりょう!」(≧Д≦)
「ふじちゃん…ここは男しに任しとけし!」(・`ω´・)
「ほれなら、オラも行く!」(`Д´)ノ
「朝市は学校があるら!生徒ほったらかして行く訳にゃあ…」(´д`ι)←リン
「こんな時だ。わしから校長に言っとくから、行ってこうし!」(・`д-)
「徳丸さん。ありがとうごいす!」
朝市が礼を言うと、武が声をかけた。
「ふんじゃあ、みんな無事でな!」(≧∀≦)ノ
しかし甚之介は、武を呼び止める。
「武!おまんも行くだ!」(・`з・)
「てっ!」(゚Д゚;)

>東京では、救援活動に携わる吉太郎が、村岡家に立ち寄っていました。
英治と一緒に瓦礫を片付けていた吉太郎は帰りぎわに花子に声をかけた。
「ほうか…。郁弥さんがな…。はな、かよを頼むぞ」
「うん」
震災で迷子になり面倒を見ていた少女・フミが花子に声をかけてくる。
「ねえ。また話聞かせて(笑)」
「あ…フミちゃん、ごめんね。今、ちょっと…」
花子は断ろうとするが、英治は花子に話をしてやるように促した。
「お話、してあげなよ(笑)」

花子は家の中でフミ達に「ナミダさん」の話をはじめた。
『…ナミダは一層泣き出しました。「よして下さい!よして下さい!」。カエルは夢中になって跳び回りました。「そんなにお泣きになると大水が出ます」。なるほどナミダはちょっと泣くのをやめて、辺りを見回しますと水は一刻一刻に増しておりました』
すると話を聞いていたフミが真剣なまなざしを花子に向けた。
「ナミダさん、泳げないんだよ!」
「そうなの(笑)」
花子はそのまま話を続ける。
『ナミダは泳げなくて困ってまた泣き出すのです。「私をこの島から出してちょうだい」。カエルはナミダにこう言いました。「この島から抜け出す道は一つしかありません…笑うんです」』
「さあ、ナミダさんは笑えるかな?」
花子がフミ達に問いかけると、いつの間にか部屋の外にいたかよが暗い声で返答した。
「笑えるわけないじゃんけ…」

2日後、リアカーを押している朝市、吉平、武が花子の家に到着する。
「もうすぐそこじゃん!お~い!はなー!無事けー!?」(゚Д゚;≡;゚Д゚)
「てっ!おとう!?」(゚∀゚;)
「お義父さん!朝市さんも!来てくれたんですか!?」(゚∀゚;)
花子と英治の無事な姿を見て、三人は喜んだ。
吉平は英治と花子を力いっぱい抱きしめた。
「よかった!無事で…本当よかった!」(≧∀≦)
「おとう…」
>吉平たちがやって来たのは、地震から5日後の事でした。

花子とアン第107回の感想

お得意様の物資を届ける…カンニング甚之介、いつのまにか立派な人物に。
最初『え?物資届けずに花子の家に直行?』と思いましたが、吉平達とは別な部隊がちゃんと得意先へ行ってるんでしょうね(笑)。
さて、郁弥君プロポーズ直後にお亡くなりになってしまいましたが、『あなたは僕の女神』という台詞はどうなんだろ?その女神を追えば助かったということ?…かよも郁弥から逃げたから助かったって…なんだか感動しづらい。いっそ郁弥がかよを助けたってした方が泣けたと思うけど…それだと安易かな?