マッサンのあらすじを綴る朝ドラブログ

まれ 第1回のあらすじ~人生は地道にコツコツ

第1週『魔女姫バースデーケーキ-3月30日(月)放送-』あらすじ(ネタバレ)


津村徹は命名用紙に“希”の文字を書いた。
「希。希という字には、めったにないものを望むという意味がある。それはすなわち夢である。人生には、でっかい夢が必要である!」
>1983年(昭和58年)8月10日。東京に住む、ある貧乏な夫婦のもとに、一人の女の子が生まれました。名前は希(まれ)。
津村徹、その妻・津村藍子は希と名づけた赤ん坊に話しかけた。
「希。めったいにないいい名前ね(笑)」
「希。でっかい夢を見ろよ!」

- 1994年(平成6年)春・東京
小学校の国語の時間、生徒達は自分の書いた作文を読み上げていく。
「僕の夢は、Jリーガーです」
「私の夢は、ピアニストです」
しかし、希は『わたしの夢』と書いた題名の“夢”を“計画”と書き直していた。
「私は夢が大嫌いです。当てにならない夢は、家族を不幸にするだけです。希)人間は夢なんか見ないで地道に真面目に安全に私は公務員になって定年まで…」
>希望という、夢あふれる名前を持つ希は夢が何よりも嫌いな少女に成長していたのでございます。
「人生は、地道にコツコツです!」

- 同じ年の夏、能登半島
津村一家を乗せていたバスがエンストしてしまう。
バスの運転手は3時間待たないと次のバスが来ないというので徹は気力をなくした。
しかし希は笑顔で目的地まで歩こうと笑顔で歩き出す。
>あの作文から数か月後、希たち一家は東京から遠く離れた能登半島に引っ越してきました。その理由は…もう少し、お待ち下さいませ。

― 津村家の全員が荷物を沢山持って歩いていたが徹は根をあげてしまう。
「ちょ…もう無理!休憩、休憩!」
その場で座り込む徹は周りを見渡した。
「はぁ~。しかし何もねえ所だな。店でも出したら儲かんじゃねえのか?」
「客がいないから店がないんでしょ。お父さん、行こうよ。1歩ずつコツコツ歩いていけば、絶対着くから!」
希はそういって徹の手を引っ張っていると一台の軽トラックがやってくるのが見えた。
希達は車に手をふると車は希たちのところで停車した。
車には愛想のない年配女性・桶作文が乗っていた。
「どこ行くが?」
「外浦村です!東京から引っ越してきたんですけどバスがエンストしてしまって」
「・・・乗れ」
「ありがとうございます!」

しかし、希たちが荷物を軽トラに運ぼうとした時、軽トラはエンストを起こしてしまう。
文は自分に構わず行けと希たちに伝えるが希達は車を押し出す。
「いいさか、行け!」
「いいって、いいって。どうすんのよ、こんなとこで」
「いいって言うとるがいね!」
「…一歩!一歩!コツコツと~!!」
希たちが車を押したことでエンジンが再びかかり車は動き出した。
走り出す車に徹や希は喜んだ。
「行け行け!よし!行け行け!」
「止まったらまたエンストしちゃう!そのまま行って~!」
文の車はそのまま、走り去ってしまう。
「・・・俺ら、どうすんのよ!」
>自分よりもまずは人の事。希は、そういう子なのでございます。

入り江と街が見下ろせる。
希)やっと着いた。
希達が、東京から引っ越してきたのは能登半島の外浦村。輪島市から車で30分ほどの、小さな村です。

― 役場に到着すると輪島市役所職員・紺谷博之達が家は貸せなくなったと告げる。
「高田家の離れをお貸しする予定が昨日になって大阪の息子さんから“結婚する”と電話があったんです。
「そしたらばあちゃん舞い上がってしもうて嫁さん連れて帰ってくるかもしれんさけ、離れは貸されんて言うとるげんて(笑)」
藍子は他の空き家について尋ねると博之は訳ありの人間に貸す人はいないと説明する。
「親戚も知り合いもいない、素性も分からない人間がいきなり移住ときたら、犯罪者かと警戒されても…」
「犯罪者!?」

希は自分達を怪しそうにみる役場に来ていた人々に弁解した。
「違います!犯罪者じゃありません!」
「自己破産してしまったものですから少しでも住みやすい所へと…」
藍子の説明を希の弟・一徹が小さい声で突っ込んだ。
「余計怪しいって…」

その時、来る途中に出会った文が役場に現れる。
「紺谷さん、今日のが、ここに置くさけね」
「あ!」
すると慎一郎が文の家は民宿を以前やっていたことを思い出す。
「ほうや。文さんとこ昔、民宿やっとったがいね。空いとる部屋あるげんろ」
その話をきいた希は文の前に駆寄り、何度も頭を下げた。
「お願いします!住むとこなかったら困るんです。東京に戻っても、行くとこないし、よそに行くお金も、もうないし。地道にコツコツ家族でここでやり直したいんです。ここが最後なんです。部屋を貸して下さい。お願いします!お願いします!お願いします!」

― 文は無愛想なまま、希たちを民宿だった家に案内する。
「うちはもう民宿やめとるげさけ、2、3日しか泊められんげんよ。宿代は貰うげしね」
宿泊する部屋に案内され、荷物を置く徹たちに希が笑顔で声をかける。
「お父さん、お母さん、一徹、頑張ろうね!ここで絶対、やり直そうね!」
家族を鼓舞する娘を藍子は褒めた。
「希はしっかりしてるね。心強いよ。でもこれからの事はお母さんたちが考えるから心配しなくていいのよ」

藍子が学校編入の手続きに出かけると徹は本を出し、寝転がって本を読みだした。
「ここもしばらくの辛抱だ。またそのうち東京で一旗揚げてやっからな(笑)」
「お父さん、ちょっと、ここ座って」
「なんで?」
「いいから坐りなさい。ここ。…あのね、1+1=2なんだよ。いきなり100になるのは特別な人だけなの。普通の人は地道にコツコツ働くのが1番なの」
「大丈夫だよ。今の普通なお父さんはな、仮の姿だから(笑)」
希は徹の頭をこつんと叩いた。
「いてっ!何だよ!」
「誰のせいでこうなってると思ってんの?お父さんがでっかい夢ばかり見るからでしょ。うさん臭い仕事ばっかりして、とうとう夜逃げみたいになっちゃったじゃん。コツコツ働け!」

- 希が海岸に行くと文が車に乗り込む姿が見えた。
「どこ行くんですか?お仕事ですか?お手伝いします!」
文の車を追って行くと浜辺に出る。岩場で桶で海水をすくっている初老の男性が見えた。
酌んで来た水を塩田に巻き始める姿を希は不思議そうに見ていた。
「ここは…」
すると文が後ろから答えた。
「塩田や。塩をっちゃ作る塩の田んぼ」
「塩の田んぼ…。すごい!地道にコツコツ。これが、まっとうな人間だよ(笑)」
>文と元治。この夫婦との出会いが、希の運命を大きく変えていく事になるのでございます。さあ、皆さま、夢が大嫌いな少女が夢を見つけて花開かせるまでの珍道中、どうぞ、おつきあい下さいませ。

『まれ』第1回の感想とレビュー

私の中のマッサンの余韻が消えないうちに“まれ”がスタートしました。なんか出だしが“あまちゃん”に似てるような気が・・・まあ、ヒロインの性格はだいぶ違いますが。
それにしても“まれ”も出演者が豪華。なんか安心してみてられます。オープニング、流してたから気付きませんでしたがナレーションは戸田恵子さんなんですね。アンパンマンやマチルダさんとも違う声に感服です。